A. 被せ物の不適合が原因のこともあります
治療した歯がむし歯になるのは、いつくかの原因が考えられます。一つ目は、被せ物の不適合です。被せ物が歯質にしっかり適合していないと、すき間が生じてむし歯菌などが侵入します。その結果、むし歯を再発してしまいます。適合の良い被せ物を作ったとしても、接着操作にミスがあれば、むし歯の再発が起こりやすくなります。
ここまでは、歯科医院側の問題ですが、一度ではなく、何度もむし歯になる場合は、口腔ケアに原因があることが多いです。ブラッシングやフロッシングが不十分で、汚れがたまりやすい環境だと、治療を施しても再びむし歯にかかってしまいます。むし歯治療を受けたということは、そもそも口腔ケアが不十分であるケースがほとんどです。ブラッシング指導を受けるなどして、正しい歯磨きの方法を身に付けましょう。
歯は治療を繰り返すほど、失う歯質の量も増えていきます。つまり、1本の歯に行えるむし歯治療の回数は限られているのです。それだけに、治療の繰り返しは可能な限り防いでいきましょう。そこで重要なのが“なぜむし歯になったのか”を考えることです。むし歯になった根本的な原因を取り除かなければ、むし歯を再発するばかりです。歯科の定期検診やメンテナンス、ブラッシング指導などを通じて、むし歯にならない清潔な環境を築いていきましょう。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | 〇 | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | 18時 | ○ | △ | × |
午前:10:00~13:00
午後:14:30~19:00
△:14:30~17:00
休診日:日曜・祝日