A.喫煙によってむし歯や歯周病のリスクは上昇します
喫煙習慣とむし歯に、直接的な因果関係はありません。けれども、間接的にむし歯の発症リスクを上昇させることは間違いありません。なぜなら、タバコによって口内環境が悪くなるからです。
喫煙による口内環境への悪影響は、口腔乾燥から始まります。タバコを吸っていると、お口の中が乾きますよね。本来であれば、唾液によって満たされている口腔内が乾燥することでむし歯菌や歯周病菌の活動が活発になってしまうのです。唾液には抗菌作用や殺菌作用、自浄作用などが期待できることから、むし歯予防の観点から口腔乾燥は非常にデメリットの大きい要素といえます。
次に、歯周病に関しては、直接的な影響が指摘されています。タバコを吸っていると、歯茎の血行が悪くなり、免疫機能が低下するからです。歯周病は歯茎に歯周病菌が感染することで発症する病気であり、免疫機能の状態は非常に重要といえます。
このように、タバコを吸っていると、むし歯になりやすくなるだけでなく、歯周病のリスクも明らかに上昇します。その他、糖尿病や呼吸器系の疾患のリスク上昇など、全身の健康に与える影響も大きいことから、できる限り禁煙するのが望ましいです。禁煙が難しい場合は、節煙や減に努めましょう。
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