残っている歯の本数と生涯医療費の関係について
歯科医療は年々進歩しており、虫歯になってもさまざまな治療で歯の機能や審美性を回復させることが可能です。それだけに、天然歯を失うことをそれほど深刻には考えない人もいらっしゃいます。けれども、実際は天然ほど貴重なものはないといえます。ここではそんな天然歯の本数と生涯医療費の関係についてわかりやすく解説します。
▼予防に優る治療はない
天然歯は再生することのない器官であり、虫歯で溶かされると金属やレジンで補わなければなりません。歯そのものを失ったら、ブリッジや入れ歯、インプラントを装着します。これらは一見すると、天然歯のように見えますが、審美性や機能性、耐久性が大きく異なります。何より、高額な医療費がかかることとなります。つまり、虫歯や歯周病を予防することは、それだけで生涯医療費を抑えることにつながるのです。
▼残存歯が減ると全身の健康も脅かされる?
歯の本数が減ると、効率良く嚙めなくなり、消化器官への負担が大きくなります。食欲が減退して、十分な栄養を摂れなくなる人も少なくありません。その結果、全身の病気が誘発され、医療費負担がさらに増加していきます。
▼自分の歯を1本でも多く残すことが大切
日本では、8020運動を推進されているように、1本でも多くの歯を残すことが患者さまご自身の健康だけでなく、経済面においてもメリットが大きくなります。生涯医療費を抑えるためにも、お口の健康に気を遣っていきましょう。
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